藤原宮跡には、11種類の異なる蓮が植栽される約3000㎡の「蓮ゾーン」があります。
夏の開花時期には、それぞれにりっばな花を咲かせ、この蓮池一面に花ハスが華やぐ様子は、一見の価値があります。ここでは、藤原宮跡の花ハスの風景を画像たっぷりに紹介しています。
藤原宮跡は、694年(持統8年)に飛鳥京から遷都された日本初の本格的な都の宮殿跡地です。
大和三山といわれる「天香具山」「畝傍山」「耳成山」に囲まれるこの地ならでは風景が魅力的です。
藤原宮跡の「花ハス」の見ごろ
ここでは、藤原宮跡の「蓮ゾーン」の「花ハス」の風景を画像たっぷりに紹介しています。
「花ハス」の 見ごろは
毎年 7月中旬~8月中旬頃 です
※ 年によって見ごろは前後することがあります。
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藤原宮跡に開花する蓮の画像ギャラリー
撮影:2022年(令和4年)7月他
Photos by Catharsis 無断転載禁止 ©Catharsis 2021-2024
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「蓮ゾーン」の場所と見られる「花ハス」の種類
「蓮ゾーン(蓮池)」と「花ハス」の種類
藤原宮跡の「蓮ゾーン」(蓮池)は、大極殿院跡から南東方向(写真の天香具山方向)にあります。
約3000㎡のエリア(蓮池)に11種類(2022年<令和4年>時点)の蓮が植栽されています。
これだけの蓮が一面に花を咲かせる風景が見られるのは、ここ藤原宮跡ならではないかと思います。
蓮池は、3つに分かれており、上の図のような区分でそれぞれの種類が見られます。(「藤原宮跡蓮ゾーンの説明表示」をもとに再編)
ただ、開花時期ズレもあるようで、すべての種類を同時見るのは難しいように思います。
また、「蓮ゾーン」の横には、「キバナコスモス」が植栽されており、一緒に楽しむことができます。
蓮の花と大和三山
藤原宮跡を囲む「大和三山」の位置関係は、上の図で分かっていただけると思います。
大和三山を背景にした花ハスです。やはり、この三山と合わせて見られるのが藤原宮跡の花ハスの醍醐味でもあると感じます。
飛鳥時代以前から神聖な山として崇められたこの大和三山に囲まれると、何か神聖なパワーを感じらるようです。
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藤原宮跡について
藤原宮跡は、持統天皇の時代、694年(持統8年)に飛鳥京から藤原京に遷都されたときに置かれた宮の跡地です。
藤原京は、初の本格的な都として造られた宮都です。
藤原宮跡の「花のゾーン」について
現在は、広い野原がひろがる特別史跡となっており、季節ごとに「菜の花」「桜」(菜の花ゾーンの周囲)や「蓮(はす)」「コスモス」などの花で彩られます。
それぞれの季節に、多くの人が訪れるスポットでもあります。
藤原宮跡の「花のゾーン」マップ
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藤原宮跡へのアクセス
アクセス
所在地:
橿原市高殿町
最寄駅:
近鉄 大和八木駅
JR 畝傍駅
近鉄 畝傍御陵前駅
近鉄 耳成駅
基本情報
入場料:
無料(自由散策)
駐車場:
あり(無料)
利用時間 8:30~17:00
公式ホームページはこちら
(開花状況も案内されています)
近隣の見どころ
藤原宮跡に蓮の花が咲くころ、畝傍山の方向にある「おふさ観音」の風鈴祭も開催されており、境内で涼しげな風鈴の音を楽しむことができます。
藤原宮跡と飛鳥宮跡は比較的近い位置にあります。飛鳥京には結構見どころがありますので、合わせて散策されてはいかがでしょうか。
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