奈良を代表する梅の名所(奈良三大梅林)の一つです。「月ヶ瀬」の中央にを流れる名張川(五月川)の両岸に約1万本の梅樹が立ち並ぶ絶景スポットです。梅と渓谷がなんとも美しいこの地は「月ヶ瀬梅渓」と言われており、約800年前の鎌倉時代中期に、真福寺の境内に梅が植えられたのが始まりとされています。
「月ヶ瀬梅渓・月ヶ瀬梅林」の見ごろ
例年 2月下旬頃~3月下旬頃 が 観梅の 目安期間です。
狙い目は、3月上旬
※ その年の気候により、前後します。(2024年は、早めです。)
- この期間は「月ヶ瀬梅渓 梅まつり」と称され、多くの人が訪れます。
- 渓谷を埋めるように開花する梅は、月ヶ瀬ならではの、とにかくダイナミックな絶景です。
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「月ヶ瀬梅渓」の 画像ギャラリー
五分咲きくらいでも、花と香りに包まれながらの散策は大変気持ちいいものです。
撮影:2021年 (令和 3年)3月 1日他(2024年撮影を追加)
Photos by Catharsis 無断転載禁止 ©Catharsis 2021-2024
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画像ギャラリーの補足
梅渓と呼ばれるように、梅林だけではなく、渓谷の尾根に沿って咲く梅が調和する絶景が観られるのは、月ケ瀬ならではと感じます。
思わず、感嘆の声を上げてしまうような風景が目の前に広がります。


季節がら寒暖がありますが、この日は暖かい一日でした。
様々な種類の梅が咲いており、遊歩道から観る渓谷の尾根の風景は、壮大で素晴らしものです。
この渓谷を眺められる、店の展望席のようなところもあり、絶景に溶け込みながらのひと時を過ごすこともできます。
売店もいくつか出ており、どの店でもほぼ販売しているそれぞれのお店オリジナル(自家製)のヨモギ餅もお勧めです。芳ばしく焼いてもらい、あんこも甘すぎず、大変おいしいものでした。

月ケ瀬は、大和茶の産地でもあり、近隣には数多くの茶畑もあります。
マンホールにも、梅の絵柄があしらわれています。


梅の季節には、一度は訪れたい名所です。
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月ヶ瀬梅渓を動画で
令和6年(2024年)に動画でも撮影しましたので、是非ご覧ください。
観光にいい時期
月ヶ瀬梅渓 梅まつり
2月下旬~3月下旬
白加賀、玉英、青軸、鶯宿梅、紅千鳥など約1万本の梅が咲き乱れます。
桜まつり
4月上旬
約2,000本の桜が咲きます。
開花時期に合わせて、夕方から21時まで、桜ライトアップ もあります。
こちらも訪れたいスポットです。
月ヶ瀬梅渓へのアクセス
アクセス
所在地:
奈良市月ヶ瀬尾山
奈良市月ヶ瀬長引21-8(月ヶ瀬観光協会)
駐車場:
有料あり(700円~1000円程度)
料金:
無料(自由散策)
最寄駅:
JR 奈良駅、近鉄 奈良駅
伊賀鉄道 上野市駅
バス(奈良交通):
「石打」行き
(約80分)
「尾山」下車
※梅まつり期間中は、臨時バスあり
バス(三重交通):
「桃香野口」行き
(約30分)
「尾山」下車
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奈良三大梅林
奈良県内で梅が群生する絶景を観ることができるのが「賀名生梅林」「月ヶ瀬梅林」「広橋梅林」で、「奈良三大梅林」と呼ばれます。
是非合わせてご覧ください。
また、いにしえの時代は、花見といえば、梅が主体であったといわれています。奈良三大梅林以外でも奈良の歴史や景観と合わせて観られる梅は、奈良ならではの風情が楽しめると思います。
そんな、スポットも順次紹介していきたいと思います。
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