毎年3月に行われる修二会のお松明を拝観、画像と動画で詳しく紹介しています。
実物には、及ばないかもしれませんが、1300年近く、1回も途絶えることなく続けられる行の様子を感じていただけたら幸いです。
「お水取り お松明」の 画像ギャラリー
大きく見ていただくと雰囲気が分かっていただけると思います。
是非、スライドでご覧ください。
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撮影:2021年 3月 1日
Photos by Catharsis 無断転載禁止 ©Catharsis 2021-2024
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お水取 お松明の画像ギャラリーの補足
令和3年は、コロナ禍での開催となりましたが、約1300年の伝統を途絶えさせないために制限を設けながらの開催となりました。
入場制限で、お堂の芝生内への入場は、約1時間半前となり、芝生内も密ならないような人数に限られました。そのため、余裕をもって良く拝観できたと感じます。(写真は、開始までの待ち時間の様子)
この登廊をお松明で照らしながら上堂していきます。
開始時刻になると、周囲の照明が消され、二月堂の提灯の明かりのみとなり独特の雰囲気が漂います。(ちょっとワクワクします。)
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練行衆を迎える一行が、登廊を下ります。
いよいよお松明の開始となります。
お松明は、練行衆が二月堂に上がる際の足元を照らす役割で灯されるものということです。
通常’は、10人(12日は、11人)の練行衆が上るため、10本のお松明が灯されます。
練行衆は、11人ですが、1人は準備のため、先に上がっているため、10人となります。
一人目の練行衆が上がります。お松明の火の熱は、少し離れて観ている我々にも感じます。
一人目の練行衆が二月堂まで上がるころに、二人目の練行衆が、上りだします。
そのころ、一人目の練行衆を灯したお松明が、二月堂の舞台に高々と掲げられます。
そして、舞台の端から端まで邪気を払うかのごとく振舞いながら駆け抜けます。
この儀式が10回連続して行われます。
暗闇の中大きな火の玉が、二月堂を照らし、火の粉を振りまきながら舞台を舞って行く様は、力強く心を清めてくれるような、まさに神秘的な儀式です。
1300年もの間(今年が1270回目)このような儀式が行われてきたことと、恐らく1270年の昔とほほ変わらない情景を、今、ここで目の当たりにしているという感慨深さがあります。
コロナが、収束した際には、奈良を訪ねてみてはいかがでしょうか。
奈良の見どころ、いいところを私のサイトを通じても情報発信していきたいと思います。
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拝観について
12日には、さらに大きな松明が使われ、11本となります。また、14日には、10本の松明が舞台ずらりと並びます。
開催の予定や拝観については、こちらで紹介しています。
是非チェックしてみてください。
奈良時代から1度も途絶えることなく続けられている伝統の行事です。
一度は、見る価値のある行事だと思います。
お松明を動画で見る
こちらで、最近のお松明の様子を動画でご連頂けます。
3月14日の「尻つけ松明」も収録していますので、是非ご覧ください。
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近隣の宿泊施設
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