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狭井神社 ~ 三輪山登拝・ご神水が頂ける大神神社摂社 ~

奈良県中部

狭井神社(さいじんじゃ)は、大神神社境内にある大神神社の摂社で、大神神社のご神体山である三輪山への登拝口は、この狭井神社にあります。
また、狭井神社にある薬井戸より湧き出るご神水は、万病に効くという信仰があり、この水を頂きに訪れる方も多いようです。

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「狭井神社」の概要

狭井神社(正式には「狭井坐大神荒魂神社(さいにいますおおみわあらみたまじんじゃ)」)は、大神神社の摂社で、第11代 垂仁天皇のご御世(日本書紀に記される内容からは約2千年前)に創祀されたといわれます。

社名の「狭井」は、「神聖な井戸、泉、水源」を意味し、そこに湧き出る霊泉は古くから「くすり水」として信仰の対象となっているようです。

   

ご祭神

主神:

  • 大神荒魂大神(おおみわのあらみたまのおおかみ)

配神:

  • 大物主神
  • 媛蹈鞴五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)、
  • 勢夜多々良姫命(せやたたらひめのみこと)
  • 事代主神(ことしろぬしのかみ)

    


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「狭井神社」の拝観どころ

参拝は、大神神社からとなります。
「山の辺の道」を天理側からいて向かう場合には、大神神社の手前に狭井神社があります。)

     


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狭井神社の鳥居

大神神社からくすり道を登り、参道を少し歩くと狭井神社の鳥居が見えます。
(くすり道以外にももう一本参道があります。)

参道には、いくつかの摂社や末社が鎮座しています。

     

市杵島姫神社(いちきしまひめじんじゃ)

鳥居を入るとつぐに、「鏡女池(しずめいけ)」があり大神神社の末社の「市杵島姫神社(いちきしまひめじんじゃ)」が鎮座しています。
海の神、水の神であり、芸能をつかさどる弁天さんとしても親しまれる九州の宗像の神様、「市杵島姫命」が祀られています。

     

狭井神社の社殿

社殿に登る階段の上には、大神神社と同様にしめ縄の結界が張られています。

この「しめ縄」の向うには檜皮葺入母屋造りの拝殿とその奥につながるように春日造りの本殿があります。

      


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ご祭神の「大神荒魂大神(おおみわのあらみたまのおおかみ)」は、病気平癒の霊験あらたかな神様です。

配神として、大物主神、媛蹈鞴五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)、勢夜多々良姫命(せやたたらひめのみこと)、事代主神(ことしろぬしのかみ)が祀られています。

     

大神神社には、大物主神「和魂(にぎみたま)」がお祀りされていますが、狭井神社では、「荒魂(あらみたま)」が祀られています。

「荒魂(あらみたま)」とは、どのようなものでしょうか?

「荒魂」とは

進取的で活動的なおはたらきの神霊で、災害時などに
顕著なお働きをされるといわれています。

特に、心身に関係する篤い祈りに霊験あらたかな

ご神威をくだされるそうで、病気平癒の神様として
崇められています。


薬井戸 (くすりいど)

社殿の横の少し奥まったところに「薬井戸」があります。
「薬井戸」より、湧き出るご神水は、万病に効くといわれているようです。
このご神水を求める参拝者が絶えないようです。
私も参拝の際にはいっぱい頂くようにしています。

     


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ご神体山 三輪山への登拝口

三輪山に登拝する際は、狭井神社からとなります。

      

「狭井神社」の社殿横には、神体山である三輪山に登拝できる入山口が設けられています。

パワースポットから更なるパワースポットへの入口といった感じです。

※ コロナ禍の中では、登拝は中止されていましたが、2023年には登拝ができるようになっています。

      
登拝するためには、社務所で許可をいただく必要があります。また、くつかの厳守事項があります。
ちなみに撮影も禁止事項です。
※ 登拝の申し込みは、午前9時~正午まで(入山初穂料300円)

     


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鎮花祭(はなしずめのまつり)<薬まつり>

狭井神社では、毎年4月18日に「鎮花祭(はなしずめのまつり)」が斎行されています。
多くの医薬品が奉献されることから「薬まつり」の名でも知られるようです。

     

「鎮花祭(はなしずめのまつり)」の起源は、第10代 崇神天皇のとき、全国に流行した疫病を鎮めるため、「大直禰子命(おおたたねこのみこと)」を召して祭神の「大物主神」を祀ったところ、疫病が止んだことにあるようです。

701年の「大宝律令」(飛鳥時代に制定された律令国家の基本法典)にも、国家の祭祀として定められてたことが、833年の「令義解(りょうのぎげ)」(=「養老令」の内容を解釈するための公的注釈書)から確認できるようです。

由緒あるお祭なんですね!

その記された内容も少し紹介します。

その内容は・・・

”春の花びらが散る時に疫神が分散して流行病を起こす
これを鎮遏(ちんあつ)するために大神神社と狭井神社で祭りを行う”

とあるようで、万民の無病息災を祈る重要な儀祭とされてきたものといえます。

     


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「狭井神社」の画像ギャラリー

こちらで、狭井神社の画像をまとめています。今までと被りますが、改めてご覧ください。

 画像を「クリック」すると大きく見られます。
 スマホでは、タップで拡大後、「スワイプ操作」で次の写真が見られます。

Photos by Catharsis  無断転載禁止 ©Catharsis 2021-2024


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「狭井神社」へのアクセス

アクセス

所在地:
  奈良県桜井市三輪1422

最寄駅:
  JR 三輪駅

  • 「JR 三輪駅」から 徒歩 約20分
    (「大神神社」境内)

基本情報

拝観時間:
   9:00~17:00(その他自由散策)
   ※ 神体山への登拝は、
     9:00~12:00(受付)

拝観料:
   無料

駐車場:
   大神神社参拝者駐車場利用

      

近隣の見どころ

天理の「石上神社」から「大神神社」、そして 桜井 までの「山の辺の道」は、古道散策の人気スポットです。
多く古墳や史跡もあり、古代に思いを馳せながら歩きたい道です。

     

「狭井神社(大神神社の摂社)」からは、大神神社の御神体山である「三輪山」に登拝することもできます。

           

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