「町家の雛めぐり・壷阪寺大雛曼荼羅」は、毎年3月に日本一の山城「高取城」の城下町として栄えた高取町の街道筋の町屋、商店等に雛人形が並べられる行事です。
壷阪寺では、堂内に約3,000体もの雛人形がずらりと並べられる「大雛曼荼羅」が行われます。
「町家の雛めぐり」と「壷阪寺大雛曼荼羅」 概要
- 奈良県内の 雛めぐり としては、大和郡山市と明日香に近い高取町が有名です。
- 高取町の「町家の雛めぐり」は毎年3月1日から31日まで実施されます。
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2024年(令和6年)は、下記日程で開催予定です。
2024年3月1日 ~ 2024年3月31日
※ 壷阪寺 大雛曼荼羅 は、4月中旬まで公開
- 「町屋の雛めぐり」では、メイン会場の「天段のお雛さま」展示と、古い町並みのいたるところに展示されている雛人形をゆっくりと散策しながら観ることができます。
- 普段は入ることのできない一般の家にも入ることもできるも興味深いところです。
- 壷阪寺 大雛曼荼羅では、講堂と禮堂にぎっしりと並べられる雛人形(約3,000体)は、まさに圧巻です。
- 禮堂では並べられた雛人形の奥にご本尊の十一面千手観音菩薩座像の姿を拝観することもできます。この期間ならではの拝観ができます。
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「壷阪寺 大雛曼荼羅」の 画像ギャラリー
撮影:2021年3月他
Photos by Catharsis 無断転載禁止 ©Catharsis 2021-2024
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壷阪寺について
壷阪寺は、座頭の沢市と女房お里の物語の『壺坂霊験記』でご存じの方もいらしゃると思いますが、清少納言が『枕草子』で「寺は、壺阪、・・」 とたたえている霊験あらたかなお寺です。
桓武天皇をはじめ、平安の昔より多くの人々に「眼病」に霊験あらたかな寺として信仰を集めています。山寺独特の神聖さと、どことなくモダンな雰囲気を感じるお寺です。
詳しくは、こちらの記事を
ご覧ください。
3月末頃~4月中旬には、境内が桜で華やぎます。「大雛曼荼羅」の開催時期とも重なりますので、桜の時期に参拝すると、「大雛曼荼羅」と「桜」の両方を満喫できます。
壷阪寺の桜については、こちらの
記事で紹介していますので、ご覧
ください!
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アクセス
壷阪寺へのアクセス
所在地:高市郡高取町壷阪3
最寄駅:近鉄 壺阪山駅
「町家の雛めぐり」は、
近鉄壺阪山駅から徒歩すぐ から始まります。
こちらは、無料駐車場もあります。
基本情報(壷阪寺)
拝観料 : 大人 800円
※2024年3月1日より
拝観時間 : 8:30~17:00
駐車場 : 500円
※ 内容は、変更されている場合がありますので、詳細は、公式ホームページをご覧ください。
公式ホームページは、こちら
近隣の見どころ
高取城跡は、訪れたいところです。
壷阪寺からは、1時間30分程度の登山のような行程ですが、戦国時代のに思いを馳せられるスポットです。
(スズメバチ、毒蛇に注意という立札があり、季節によっては、注意が必要です。)
高取町の町屋、明日香周辺の寺社、遺跡巡りと合わせるといいと思います。
「3月」の奈良の見どころ
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