奈良が桜で華やぐシーズンにおすすめの御寺の一つが、壷坂寺(正式には、「南法華寺」)です。
壷阪寺では、例年4月上旬から中旬にかけ、境内を埋めつくすように数多くの桜が見事に咲き誇ります。
大仏様(天竺渡来 大釈迦如来石像)が、桜の花の中に浮かぶように見えるスポットが設置され、そこから眺める大仏様は、「桜大仏」と呼ばれ、人気です。
モダンな感じのする伽藍を埋める桜は、気持ちが高揚する風景が観られます。
また、この時期開催されている大雛曼荼羅も観ることができ、見応えがあるおすすめの御寺です。。
壷阪寺 桜の時期の拝観
桜開花期間中は、桜の開花状況に応じ、拝観時間が延長されます。
この期間は、夜間の拝観も可能です。
2022年(令和4年)は、
3月26日(土)~ 4月10日(日)の間、
7:30~20:00(通常は、8:30~17:00)まで
拝観が可能でした。
※ 桜開花状況を鑑み、夜間拝観期間も延長されることがあります。
※ 開花時期は、その年の気候によって前後することがあります。
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桜華やぐ「壷阪寺」の画像ギャラリー
- ここでは、壷阪寺の桜の風景を画像たっぷりに紹介します。(このとき開催中の「大雛曼荼羅」の画像も一部掲載しています。)
- 夜間拝観は、できていませんが、きっと風情あるものだろうと思います。
- また、南法華寺(壷阪寺)について、また、同時期に開催される「大雛曼荼羅」については、別記事で紹介していますのであわせてご覧ください。
撮影:2022年4月初旬
Photos by Catharsis 無断転載禁止 ©Catharsis 2021-2024
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壷阪寺の桜の見どころ(画像ギャラリーの補足)
境内全体に桜が咲き乱れ、すべてといえば言い過ぎですが、それでも、桜が視界に入らない場所がないくらい、桜が咲き乱れている印象です。したがって、全部が見どころということになりますが、個人的に印象的なスポットを3つ挙げてみます。
境内外の高台から見る境内

入山口の横にある遊歩道の階段を登ると壷阪寺の伽藍全体が望むことができます。

ここからは、美しい建造物の八角円堂が、桜に彩られこの季節ならでは姿が観られますので、おすすめです。
仁王門付近

入山後は、すぐに講堂がありますが、ここから見上げる風景、その先の仁王門付近から見上げる景観は、桜越しに伽藍を望めるものです。仁王門をくぐったところからは、多宝塔、五重塔、天竺渡来 大釈迦如来石像が桜に包まれるように見られます。
桜大仏

なんといっても、これは、是非観たいものでした。
天竺渡来 大釈迦如来石像(大仏様)の横の舞台から、さらに登ったところに、特設の足場が設けられ、そこから観る大仏様は、桜の雲海に浮かび上がるようです。
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壷阪寺について
壷阪寺は、座頭の沢市と女房お里の物語の『壺坂霊験記』でご存じの方もいらしゃると思いますが、清少納言が『枕草子』で「寺は、壺阪、・・」 とたたえている霊験あらたかなお寺です。
桓武天皇をはじめ、平安の昔より多くの人々に「眼病」に霊験あらたかな寺として信仰を集めています。山寺独特の神聖さと、どことなくモダンな雰囲気を感じるお寺です。

「壷阪寺」について、また、
高取町 町屋の雛めぐりと同時期開催 される「壷阪寺 大雛曼荼羅」については、
こちらの記事をご覧ください。
アクセス
壷阪寺へのアクセス
所在地:高市郡高取町壷阪3
最寄駅:近鉄 壺阪山駅
壷阪寺前行きバス
「壷阪寺前」下車すぐ
基本情報
拝観料 : 大人 600円
拝観時間 : 8:30~17:00
※ 3月下旬から4月上旬までの桜開花期間は、
7:30~20:00
駐車場 : 500円
※ 内容は、変更されている場合がありますので、詳細は、公式ホームページをご覧ください。
公式ホームページは、こちら
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近隣の見どころ
高取城跡は、合わせて訪れたいところです。
壷阪寺からは、1時間30分程度の登山のような行程で行くことができ、戦国時代のに思いを馳せられるスポットです。
(スズメバチ、毒蛇に注意という立札があり、季節によっては、注意が必要です。)
高取町の町屋、明日香周辺の寺社、遺跡巡りと合わせるといいと思います。
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奈良の桜のおすすめスポット
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