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鶯の滝 ~ 春日山の緑につつまれる美しい滝 ~|画像たっぷり奈良

奈良公園

「鶯の滝」は、緑豊かな春日山原始林の中にあり、佐保川の源流部にある 約10m程度 の小さな滝です。若草山山頂からであれば40分から50分程度のハイキングで行くことができます。
平安時代には、西行法師も訪れ歌を詠んだという話もあり、江戸時代には名所として知られた美しい滝です。ここでは、鶯の滝へのアクセス(遊歩)も合わせて紹介しています。

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「鶯の滝」について

「鶯の滝」の概要

     

鶯の滝」は、世界遺産に登録されている 春日山原始林 を回遊する遊歩道の中間点に近い場所にあり、遊歩でここにたどり着くと、何だかうれしい気持ちにもなります。
回遊コースの到達目的地としてもいい場所です。

     

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「鶯の滝」のポイント

  • 「鶯の滝」は、奈良時代の平城京(現在の奈良市街地)に流れ、万葉集にも多く詠まれている 佐保川(現在は、桜の季節が人気)の源流部に位置します。
  • 滝の落差は約10m弱ほどの小さい滝ですが、凛とした感じです。
  • 春日山原始林の奥深く、春日山の木々が、緑豊かに包みこみむ環境と、滝の落水とが相まって、美しくかつマイナスイオンたっぷりの空間です。
  • 春日山原始林を遊歩(トレッキング)しながら、訪れたい場所です。
  • 平安時代末期ごろ、西行法師もこの滝を訪れ、歌を詠んだという話もあります。・・どんな歌を詠んだのかも掲載したかったのですが、調べても分かりませんでした。

     

「鶯の滝」の名で呼ばれる由来は?・・諸説あり

「滝から氷に落ちる水滴の音が美しく鶯(うぐいす)の鳴き声に似ていた(水の落ちる音が鶯の鳴き声に似ていた)」とか、「神功(じんぐう)皇后が、この滝の周辺に生息する美しい声の鳥をうぐいすと名付けたことにちなんだ」など、諸説あるようです。


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鶯の滝 画像ギャラリー

画像を「クリック」すると大きく見られます。
スマホでは、タップで拡大後、「スワイプ操作」で次の写真が見られます。

撮影:令和 3年 8月/11月

Photos by Catharsis  無断転載禁止 ©Catharsis 2021-2024


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画像の補足

奈良奥山ドライブウェイを旧柳生街道側から遊歩し、大原橋休憩舎横の赤い橋を渡って向かいます。ここから、鴬の滝までは約700m程度です。

若草山側にも、鶯の滝に降りる道があり、ギャラリーの最後の方の画像がそれです。

橋を渡って少し歩くと、興福寺別院鶯滝歓喜天に上る階段と、鶯の滝に下る道があります。
古い案内版があり、そこを下って滝に向かいます。
一方、興福寺別院鶯滝歓喜天は、鐘楼が残っていますが、跡だけが残る状態です。(後日別記事で紹介したいと思います。)

小さくも周りの景観の中に映えるとても美しい滝に到達します。
画像ギャラリーでは、何枚かシャッタースピードを変えて撮影してみました。

     

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復路は、来た道を戻るほかに、若草山方向に行くのであれば、滝の横にある橋を渡り、山道を登ると、奈良奥山ドライブウェイに出ることもできます。

逆に、若草山方面から鶯の滝に向かうときは、ここに至ります。

若草山側から鶯の滝に下る入口です。
山道で、一部足場が悪いところもあります。

ここには、このような石の道標も立っています。
「左 鶯乃瀧 右 髙山神社 瀧坂乃楓」とあります。
「高山神社」は、芳山交番から春日山遊歩道 南コースを少し下ったところに、同名の末社がありますが、「滝坂の楓」については、特定の楓を指しているのか、楓群を指しているのか良く分かりません。

紅葉の時期の春日山遊歩道は、奇麗な楓が多く見られます。 

     

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アクセス

春日山原始林を遊歩して満喫しながら(無料)、鶯の滝を見るのがお勧めです。
ただ、長時間の歩行が難しい場合、車で春日山原始林を楽しみながら奈良奥山ドライブウェイ(有料)で鶯の滝の近くまで行くこともできます。

遊歩で鶯の滝へ

最寄駅:
 近鉄 奈良駅、JR 奈良駅

近鉄 奈良駅、JR 奈良駅 から

春日山遊歩道(北コース)ルート

バス(奈良交通):
・春日大社行き
 「春日大社本殿」下車
 春日山遊歩道を登り、
 徒歩1時間半から2時間 程度

・市内循環(外回り)
 「東大寺大仏殿・春日大社前」下車
 春日大社駐車場に向かう舗装路を進む
 と春日山遊歩道入口に至る。
 遊歩道入口より、
 徒歩1時間半から2時間程度

滝坂の道/春日山遊歩道(南コース)ルート

・市内循環(外回り)
 「破石町(わりいしちょう)」下車
 滝坂の道(旧柳生街道)を登り 
 徒歩 1時間半から約2時間 程度
 ※JR 奈良駅からは、内回りでもほぼ同距離

遊歩の際は、石畳の道や山道、未舗装路を歩きますので、トレッキングシューズなど山道を歩きやすい装備をお勧めします。


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長時間歩行するときは、これもいいかもしれません。

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また、飲料は、若草山山頂駐車場以外は、手に入りませんので、特に夏場は、十分な量の水分の所持が必要です。

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車で鶯の滝へ

個人的には、ここは、遊歩で回ることを優先して欲しいエリアでが、車で行くこともできます。
春日山原始林の中を周回(一部舗装なし)するように「奈良奥山ドライブウェイ(有料)」があり、奈良奥山コース途中から、鶯の滝へ向かう道があります。
鶯の滝の駐車場から徒歩約10分程度で滝に到着できます。

奈良奥山ドライブウェイは、まず「新若草山コース」から入り、若草山山頂駐車場を経て、一方通行となる「奈良奥山コース(舗装なし)」を進みます。
帰りは「奈良奥山コース」は、戻れませんので更に進んで「高円山コース」を下ります。

各駐車場を利用して、「若草山山頂」からの眺望や、「滝坂の道の遊歩」などを合わせて遊歩するのがお勧めです。

奈良奥山ドライブウェイの全コースを走るための料金が必要です。
(参考:普通車の場合1,860円)

詳細は、以下公式ページをご覧ください。

     

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近隣の宿泊施設

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実は、ここも奈良公園といわれるエリアなのです。
奈良の市街地から、春日山方面に歩くと、ほどなく春日山原始林の世界になります。

春日大社、興福寺、東大寺、あるいは、ならまちのほかにも、このような自然に包まれる場所があるのも、奈良の魅力です。

滞在して、奈良を満喫してみてはいかがでしょうか。

     

鴬の滝と合わせて見たい

「鶯の滝」から西側に向かうと、「若草山」があり、若草山山頂から奈良盆地を見渡す眺望が楽しめす。
若草山の登山道や、春日山遊歩道の南コースの遊歩が楽しめます。
また、南側に向かうと「滝坂の道(旧柳生街道)」「春日山石窟仏などの石窟のいろいろ」「春日山原始林そのもの」を遊歩するのことができます。

春日山原始林をぐるりと回遊してみるのもおすすめです。
春の新緑、秋の紅葉の季節は、特におすすめです。

南側(滝坂の道側)

滝坂の道(旧柳生街道)~ 石窟仏と石畳の道、その魅力を地図と画像で紹介 ~|画像たっぷり 奈良
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首切地蔵 |旧柳生街道(滝坂の道)に立つ、伝説のあるお地蔵様
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紅葉の季節の春日山遊歩道

     


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