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滝坂の道(旧柳生街道)を歩く ~ 緑につつまれた渓流と石畳の道~|画像たっぷり奈良

奈良公園

滝坂の道は、旧柳生街道の一部にあたる渓流沿いの石畳の道で、柳生の道場を目指す武芸者が歩いた道でもあります。奈良の商店街から少し歩くだけで、こんなにも自然豊かな光景が広がるのかという驚きも感じる場所です。ここでは、滝坂の道を画像たっぷりに紹介します。

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滝坂の道(旧柳生街道)の概要

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春日山と高円山の間を能登川に沿って登る山道で、江戸時代中期に奈良奉行によって敷かれた石畳の道は、旧柳生街道の一部にあたり、柳生の道場を目指す武芸者が歩いた道です。東海自然歩道にも指定されています。
また、この道は昭和のはじめまで、柳生の里と奈良の街をつなぐ唯一の道として、米・薪木・日用品を馬の背に積んだ人々が往来した道でもあります。

道沿いの渓流には小さな滝がたくさんあり、滝坂の道と呼ばれるようになりました。

樹々に覆われ、日昼なお暗く凛と澄んだ空気を感じ、渓流のせせらぎや樹々につつまれ、たっぷりなマイナスイオンを感じながら歩く道は、爽快で気持ちが安らぎます。

また、旧柳生街道には、山岳仏教の信仰の対象となっていた石仏がたくさん残されています。


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滝坂の道の画像ギャラリー

画像を「クリック」すると大きく見られます。
スマホでは、タップで拡大後、「スワイプ操作」で次の写真が見られます。

撮影:2021年(令和3年)8月

Photos by Catharsis  無断転載禁止 ©Catharsis 2021-2023


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遊歩コース

ここで紹介しているのは、破石町バス停から首切地蔵までを滝坂の道(旧柳生街道)で散策するコースです。片道 約3.5km程度ですので、3時間くらいで往復できる感じです。

滝坂の道の終点となる首切地蔵 からは
・春日山原始林を周遊し、「鶯の滝」を経由して、「若草山山頂」に向かうコース
・時間が限られたり、体力に自信がない場合は、首切地蔵で引き返すコース
 (滝坂の道を戻るコースと春日山遊歩道(南コース)があります。)
・オプションとして「地獄谷園地 新池」「春日山石窟仏」「地獄谷石窟仏」を巡る
があります。(この記事の下の方で紹介しています。)

地 図

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志賀直哉旧居(高畑サロン)

破石町(わりいしちょう)バス停がら滝坂の道に向かう途中に、高畑サロンと呼ばれる志賀直哉の旧居があります。通りがかりなので、少し迂回して、見ておくのもお勧めです。

高円山も近くに見えます

慰霊ののために毎年8月に行われる奈良の大文字送り火。
その大文字が点火される高円山です。

滝坂の道への分岐点

破石町~首切地蔵に向う道は、「滝坂の道(旧柳生街道)」と「春日奥山遊歩道」の二つがあります。この道を真っすぐ行くと、「春日奥山遊歩道」となり、右に進むと「滝坂の道(旧柳生街道)」になります。
どちらもお勧めですが、今回は、「滝坂の道(旧柳生街道)」を行きました。

滝坂の道(旧柳生街道)

ギャラリーの画像は、ほとんどが滝坂の道のものですが、この辺りから、舗装路から石畳に切り替わり、滝坂の道が始まります。この後は、能登川の渓流に沿って登る石畳の道が続き、滝坂の道の名の通り、本当に数多くの小さな滝があります。

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見守ってくれる石仏

道中に、岩に彫られた「寝仏」(夕日観音の手前近く)、夕日に映える「夕日観音」、朝日が照らす「朝日観音」が見られます。 「寝仏」と「夕日観音」は、分かりにくいので注意です。

寝仏

寝仏
反対側に横向きに仏様

「寝仏」は、寝たような形の岩が、それらしく見えますが、実際には、反対側に横向きに仏さまが彫られています。ここに、転がり落ちたもののようです。

夕日観音・滝坂三体地蔵
「夕日観音」は、「滝坂三体地蔵」の左上の方に鎮座しています。 (少し見つけにくいです。)

夕日観音と滝坂三体地蔵
夕日観音
滝坂三体地蔵

朝日観音
そして、「朝日観音」が見られます。


首切地蔵休憩舎

首切地蔵のある所は、少し開けており、休憩所があります。
トイレはありますが、水分の補給のための販売機等はありません。

     

首切地蔵

首切地蔵は、首のところで割れているお地蔵さまで、仇討で有名な剣豪、荒木又右衛門がためし切りをしたという伝説があります。


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滝坂の道(旧柳生街道)へのアクセス

アクセス

破石町(わりいしちょう)バス停までのアクセス

※ 破石町バス停から、滝坂の道入口まで、徒歩 約15分程度

最寄駅:
近鉄 奈良駅、JR 奈良駅

近鉄 奈良駅 から

バス(奈良交通):
 市内循環 外回り「破石町」下車すぐ

徒歩:(石破町バス停まで)
 約25分

JR 奈良駅 から

バス(奈良交通):
 市内循環 内回り・外回り
 (どちらでも)「破石町」下車すぐ

徒歩:(石破町バス停まで)
 約30分

     

近隣の宿泊施設

奈良公園周辺のホテル・宿なら こちら

     

     

シリーズ記事(ここからの見どころ)

春日山原始林 遊歩【区間2】へ

首切地蔵休憩所から「鶯の滝」を経由して、「若草山山頂」に向かう道です。世界遺産 春日原始林の中の奈良奥山ドライブウエイを歩きます。
途中、「地獄谷園地 新池」「春日山石窟仏」も経由するルートを紹介しています。

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その他

志賀直哉旧居(高畑サロン)を見る

     

地獄谷石窟仏を見る

少し、コースを外れますが、オプションコースとして、「地獄谷石窟仏」を見に行くこともできます。
滝坂の道で見られる寝仏、夕日観音、朝日観音を始め、春日山石窟仏や地獄谷石窟を見たい方は、是非巡ってみてはいかがでしょうか。

かつては、そこから柳生に向かう道にも抜けられましたが、現時点(令和3年8月時点)では、地獄谷石窟仏から先は通行止めとなっており、引き返すコースになります。

     

春日山遊歩道(南コース)を下る


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