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奈良三名椿(ならさんめいちん)|画像たっぷり 奈良

奈良公園

奈良には、奈良三名椿(ならさんめいちん)」とか、「大和三名椿」と呼ばれる椿があります。
東大寺 修二会ともかかわる「のりこぼし椿」のほか、「五色椿」「散り椿」の三つですが、それぞれに、画像たっぷりに紹介しています。
古来より日本で信仰があった椿ですが、その中でも特徴的で由緒ある椿です。

     

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「奈良三名椿」とは・・・

「奈良三名椿(ならのさんめいちん)」は、

・東大寺 開山堂の「のりこぼし椿」
・白毫寺の「五色椿(ごしきつばき)」
・伝香寺の「散り椿」

の3つです。

     

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椿の花は、古来、神聖な樹木として、そして慶福、縁結び、和合円満、魔除け、不老長寿などの信仰も多彩な樹木として広まったといいます。

古事記、日本書紀、万葉集にも表れ、時代を通じ武具や工芸品などにも多くあしらわれてきました。
椿を好む武将も多くいたようです。

     

奈良三名椿とされた経緯は・・・

1800年頃、江戸時代後期、唐招提寺や伝香寺の住職を務めた「宝静(ほうじょう)長老」により、選定されたものではないかと推定されており、このころから世に知られるようになったようです。

その後、1943年(昭和18年)に、当時の伝香寺住職の示唆により新聞紙面に大きく取り上げられ、広く知られるようになったようです。

     

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「奈良三名椿」をそれぞれ紹介

それでは、奈良三名椿のそれぞれの特徴を画像とともに紹介していきます。

    

東大寺 開山堂「のりこぼし椿」

開花時期:2月下旬〜3月中旬頃

この椿は、東大寺 二月堂近くにある開山堂(通常非公開)の堂前に原木があります。
紅色の花びらに糊をこぼしたような白い模様があることから、「のりこぼし椿」(※)と名付けられています。
また、開山堂は、東大寺開山の良弁(ろうべん)大僧正を祀る堂であることから「良弁椿」とも呼ばれます

そして、「のりこぼし椿」は、毎年、お松明で有名な東大寺二月堂の修二会(お水取り)の時期に開花するといわれます。

(※)「のりこぼし椿」について補足

修二会の期間中、二月堂内の須弥壇の四隅には、椿の造花が飾られます。
この造花の椿は、修二会を厳修する十一人の練行衆の僧を中心につくられます。
開山堂の椿には、” この造花を作る時に 糊をこぼしてしまったかのような斑点がある ” ことから「のりこぼし椿」と呼ばれます。

そして、飾られる造花は、この「のりこぼし椿」を模して赤と白の和紙で作られます。

画像は、筆者が その造花を まねて作ってみたものです。

   

和菓子も・・・

また、これを模した和菓子が、近鉄 奈良駅周辺の商店街の和菓子店で造られます。

画像は、そのうちの一つで、鶴屋徳満さんの「開山良弁椿」という和菓子です。

     

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東大寺 開山堂「のりこぼし椿」の画像ギャラリー

 画像を「クリック」すると大きく見られます。
 スマホでは、タップで拡大後、「スワイプ操作」で次の写真が見られます。

Photos by Catharsis  無断転載禁止 ©Catharsis 2021-2024


     

アクセス

所在地:
 奈良市雑司町406-1 (東大寺 二月堂エリア)

最寄駅:
 JR 奈良駅・近鉄 奈良駅 から
   市内循環バス「東大寺大仏殿・春日大社前」下車 徒歩 約15分

   または、
   JR奈良駅から 徒歩 約40分、
   近鉄 奈良駅から 徒歩 約25分


拝観料:
 周辺は自由散策(無料)※ 壁の外からの拝観

椿のある開山堂の庭は、基本非公開 のため、塀の外から垣間見る形になります。
開いている門からは、他の木に阻まれてほとんど見えません。
門の近くにも椿がありますが、のりこぼしではないようです。

写真は、四月堂の基壇ですが、椿の花の器が置いてある辺りから開山堂の塀越しに、覗き見ることができます。

※ 開山堂は、毎年12月16日のみ良弁像<国宝>が秘仏開扉され拝観できます。

      


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白毫寺「五色椿」

開花時期:4月上旬〜中旬頃

この五色椿は、かつては興福寺の塔頭寺院である「喜多院」にあったものを江戸時代の寛永年間にこの地に移植したと伝わる樹齢約400年といわれています。
一本の木に、紅・白・桃色の3色を基本に、変化に富む斑入りの花が咲きます。
奈良県の天然記念物に指定されています。

散った椿が、地面を紅白に彩るのも情緒があります。

白毫寺は、大文字送り火が行われる高円山の下腹に位置するお寺で、奈良市街を一望することができ、この「五色椿」と、秋に咲く「萩の花」で有名です。

白毫寺では、「五色椿」以外にも由緒ある椿を観ることができます。

     

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白毫寺「五色椿」の画像ギャラリー

 画像を「クリック」すると大きく見られます。
 スマホでは、タップで拡大後、「スワイプ操作」で次の写真が見られます。

Photos by Catharsis  無断転載禁止 ©Catharsis 2021-2024


      

アクセス

所在地:
 奈良市白毫寺町392

最寄駅:
JR奈良駅、近鉄奈良駅から
 市内循環バス「高畑町」下車、徒歩約20分
 山村町・藤原台行きバス「高畑住宅」下車、徒歩約15分
 北野・下水間行きバス「白毫寺」下車、徒歩約10分(本数が少ないので注意)


拝観料:
 400円


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伝香寺「散り椿」

開花時期:2月下旬〜3月中旬

一般的に椿の花は、花ごと散りますが、この椿は、花びらが一枚1枚 桜のように散るのが特徴で、その潔さを称して「武士(もののふ)椿」とも呼ばれます。

1585年(天正13年)に戦国武将であった筒井順慶法印(大和郡山城築城)の菩提を弔うために建立された 伝香寺の本堂(重要文化財)前に、母芳秀尼公が供されたと伝わる椿です。

原木は、1807年(文政4年)に枯死していますが、後継樹が植栽され、それもまた、昭和36年の本堂修理の際に再度枯れかけますが、昭和51年に、現在の地に移され、息を吹き返したといいます。

また、伝香寺には、「はだか地蔵」として、親しまれる春日地蔵が安置されています。

      

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伝香寺「散り椿」の画像ギャラリー

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 スマホでは、タップで拡大後、「スワイプ操作」で次の写真が見られます。

Photos by Catharsis  無断転載禁止 ©Catharsis 2021-2024


     

アクセス

所在地:
 奈良市小川町24

最寄駅:
 JR 奈良駅・近鉄 奈良駅から いずれも 徒歩 約10分


拝観料:
  300円


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「奈良三名椿」のある場所

広域ですが、こちらが、奈良三名椿のある場所です。

(クリックで拡大)

JR奈良駅、または、近鉄奈良駅から伝香寺まで歩き、そして、興福寺を抜け、東大寺 へ。
東大寺(開山堂)からは、市内循環バス(外回り)「東大寺大仏殿・春日大社前」から、バスで、というルートと、さらに散策で白毫寺までというルートがあります。

散策は、奈良を満喫しながら、楽しめるコースです。

     

散策する際は、「東大寺 開山堂」から、すぐそばの「手向山八幡宮」を抜け、「若草山山麓」沿って歩き、「水谷茶屋」の横の橋を渡ります。

手向山八幡宮
手向山八幡宮
若草山山麓
水谷茶屋

道なりに歩くと、「春日大社 本殿」に至ります。本殿を経て、若宮社に向かう「御間道(おあいみち)」を進み、夫婦大国社の前を過ぎると、「上の禰宜道(かみのねぎみち)」になります。

この「上の禰宜道」を進むと、高畑町に抜けられます。
(春日大社 二の鳥居の横から、「中の禰宜道」でも行けます。)

春日大社
御間道(おあいみち)
上の禰宜道(高畑町側)

そこから 山の辺の道 を歩き、新薬師寺経由で、白毫寺までというのが、お勧めの散策コースです。
のんびりと散策してみるものいいものです。

       

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近隣の見どころ

「春日大社」「興福寺」「東大寺」の三社寺は、言うまでもありませんが、「近鉄 奈良駅周辺の商店街」や「ならまち」、そして、今回紹介しました散策コースの「禰宜道」や、十二神将を安置する「新薬師寺」などは、是非は立ち寄りたい場所です。

詳しくは、こちらをご覧ください。

春日大社 禰宜道(ねぎみち)と奥の院道を歩く ~ 文豪も愛した「ささやきの小径」 ~|画像たっぷり奈良
かつて、春日大社の神職らが、春日大社に通うために使われてた道が禰宜道(ねぎみち)です。 禰宜道は上(かみ)、中(なか)、下(しも)の3本あり、手軽に春日山の自然を味わいながら歩ける道で、中でも「志賀直哉旧居」前に通じる「下の禰宜道」は「ささやきの小径」とも呼ばれ、文豪も愛した道です。
新薬師寺 ~ 薬師如来坐像と十二神将の世界観に魅了される ~|画像たっぷり奈良
新薬師寺は、春日大社の南側に位置する高畑地区にある小ぢんまりとしたお寺ですが、本堂内に安置される薬師如来像と取り囲むように立ち並ぶ十二神将が存在する空間には感銘を受けるものがあります。奈良公園の中心部に比べると参拝者は、少ないですが一見の価値のあるおすすめのお寺です。
志賀直哉旧居(高畑サロン)~ 白樺派が集ったモダンな空間 ~|画像たっぷり奈良
文豪 志賀直哉が奈良で9年間、ここで過ごし、長編小説「暗夜行路」もここで完成させたといわれる旧居です。春日大社の直ぐ近くにあり、志賀直哉を慕う文化人が集ったことが偲ばれるモダンともハイカラとも感じるこの旧居は、一見の価値があると感じます。

     

近隣の宿泊施設

見どころ多い奈良、時間をかけて見るほどに、感動も深まります。

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