片岡梅林は、奈良公園内にある梅林で、2月末ごろから3月上旬頃まで梅が華やぎます。
奈良の鹿たちも数多く見られ、奈良らしい観梅が楽しめる梅の名所です。
東大寺や春日大社、興福寺にも近くアクセスも容易です。
「片岡梅林」の概要
春日大社の参道横にある浅茅ヶ原園地という場所の一画にある奈良公園内の梅の名所です。
梅の開花時期に奈良公園を遊歩される際は、コースに加えてみてはいかがでしょうか。
- 梅の開花時期は 2月末頃 から 3月上旬頃 までです
- 梅の本数は、250本程度と規模は小さめですが、奈良公園内にあり、東大寺、春日大社、興福寺のからも徒歩でアクセスできます
- 奈良公園ならではの、鹿と梅のコラボレーションした景観はこの梅林の魅力です
- 隣接して、浮見堂もあり、風情豊かな景観のエリアです
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「片岡梅林」の 画像ギャラリー
動画で紹介
簡単な解説を含め、動画紹介していますので、こちら も是非ご覧ください。

YouTubeでの紹介も行い始めました。
まだまだ、これからの状況ですが、
随時内容を増やしていきたいと思いますので、
「チャンネル登録」も宜しくお願い致します、
画像ギャラリー
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「片岡梅林」(浅茅ヶ原)に ついての補足
春日大社 一の鳥居

JR奈良駅や、近鉄奈良駅から三条通りを東方向に歩き、興福寺と猿沢池の間の緩やかなのぼりとなる道を進むと程なく春日大社の「一の鳥居」があります。
一の鳥居をくぐり抜け、参道を真っすぐ歩いても「片岡梅林」に到達できますが、ここでは、一の鳥居の横の階段を登り、浅茅ヶ原の中を通るルートで向かっています。
浅茅ヶ原

この辺りは、春日大社参道横にある浅茅ヶ原園地と呼ばれる場所で、樹齢を重ねた木々も生い茂る一画です。
階段の上には、「あさぢが原」と刻まれた石碑があります。奈良時代には、氷室という氷を保存する場所がいくつか造られ、この浅茅ヶ原にも、その氷室があったのではないかともいわれている所です。
東大寺方面には、氷室神社も鎮座しています。
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宿泊のできる料亭も・・

ここには、江戸三という隠れ家のような小さな料理旅館の離れが点々と並んでいます。
明治後期に料亭として創業したのが始まりのようです。ひなびた風情を感じる旅館です。
(ちなみに、料理だけでも利用できるようです。)
片岡梅林

少し歩くと「片岡」と刻まれた石碑があります。この辺りから梅の木を観ることができるようになります。
メインの梅林は浮見堂(ちなみに、浮見堂は、少しく下ったところにあります)と、春日大社の参道に挟まれたあたりです。
浮見堂

浮見堂は、1916年 大正5年に造られたものですが、鷺池の水面に映る姿が美しい景色のスポットです。
梅と浮見堂のコラボには、風情を感じます。
浮見堂内で、しばし時間を過ごすと心が安らぎます。
また、浮見堂について詳しくは、別に紹介をしたいと思います。
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「片岡梅林」への アクセス
アクセス
所在地:
奈良市高畑町
最寄駅:
近鉄 奈良駅、JR奈良駅
徒歩:
約12分
バス:奈良交通
市内循環(外回り)
「春日大社表参道」下車
徒歩 2分
徒歩:
約20分
バス:奈良交通
市内循環(外回り)
「春日大社表参道」下車
徒歩 2分

JR奈良駅、近鉄 奈良駅から歩く道にも、興福寺や猿沢池ほか、観どころもありますので、のんびりと歩きながら向かうのもお勧めです。
時間に限りがあるときや、長時間歩くのがつらい場合は、バスで向かうと春日大社や東大寺にも短時間で向かうことができます。
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奈良の観梅スポット
この「片岡梅林」のほか、奈良で梅を楽しむおすすめスポットを紹介します。
奈良三大梅林
一面、梅 に うめ つくされるような三つのスポットして「月ヶ瀬」「賀名生(あのう)」「広橋」の奈良三大梅林は、圧巻の梅スポットです。
それぞれ、こちらのリンクで、画像たっぷりに紹介していますので、是非ご覧ください。


大和郡山城跡
大和郡山城跡では、櫓の中で盆梅が観られ(有料)、門をくぐった周辺でも梅が楽します。
城の雰囲気と梅のコラボレーションが魅力的です。
菅原天満宮
こちらは、菅原道真公ゆかりの天満宮です。小ぢんまりとした境内ですが、境内の約100本の梅と有料の約200鉢の盆梅展が楽しめます。
近隣の宿泊施設
奈良公園周辺のホテル・宿をお探しなら こちら

JR奈良駅、近鉄奈良駅最寄りのホテルや宿を一覧できるように紹介しています。
社寺参拝や史跡巡りには、奈良公園周辺で宿泊し、ここを拠点に奈良の魅力を満喫してみてはいかがでしょうか。
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