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興福寺 追儺会(ついなえ)~ 奈良の節分行事 ~|画像たっぷり 奈良

奈良公園


奈良 興福寺で、毎年 節分の夜 に厳修(ごんしゅ)される「追儺会(ついなえ)」(追儺式)を拝観。
節分の行事として行われる「追儺会」は、法要が厳修された後に、「鬼追い式」「豆まき」が行われます。鬼追式は、見ごたえのある人気行事の一つです。
コロナ禍で一部縮小されていますが、その拝観どころを紹介しています。

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「興福寺 追儺会」の概要

     

毎年 2月3日(時には、2月4日)節分の夜
18:30から 東金堂にて行われます。

こちらが、追儺会が行われる 東金堂 です。
当日は、基壇の前に舞台がも設けられます。

2023年(令和5年)は、3年ぶりの公開となりましたが、コロナ対策を継続し、豆まきは中止されました。

    

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追儺会の起源は・・・

追儺式(ついなしき)は、文武天皇時代、諸国に疫病が流行し、これを治めるために706年(慶雲3年)の大晦日に執り行われたのが始まりといわれます。

「鬼やらい式」とも呼ばれ、古くは、漢土文化の伝来とともに日本に伝えられたもののようです。

これが宮中の年中行事となり、その後、諸国の社寺を通じて民間に流布されたことから、今日のように立春の前日(冬から春への季節の変わり目)の節分の夜に転じたものです。

今日では、広く禍を排し、福を招くという行事になっていますが、もともとは疫病を払うという儀式に始まったもので、寺院では薬師如来をまつって行法を修し、そのあとで鬼追い式を行うようになったそうです。

ただ、当時は、太陰暦で数えられており、その大晦日というのは、現在の太陽暦では、おおよそ2月3日頃になるといいます。

     

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太陰暦では・・・

陰暦では、5日を1候、そして、3候(15日)を1気<節>とし、6候(30日)を1箇月としたようです。

そして、15日ごとの気<節>の前日を「節分」と呼び、気節(季節)の移り変わりの目安とされていたといいます。
その気<節>の中で、新たな年を迎える「暮れの節分」は、特に重要な意味を感じられていたと考えられ、これが陰暦の大晦日にあたるようです。

      

興福寺では・・・

興福寺の追儺会は、18世紀初期、江戸 享保時代の頃から中断されてしまったようです。
しかしながら、近年、1952年(昭和27年)に復興され、以降毎年2月の節分の夜に東金堂にて悔過法要と追儺式が厳修されるようなりました。

新春を無事に迎え、心新たに1年を始める節目とする行事として行われています。

     

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興福寺 追儺会(ついなえ)の画像ギャラリー

 画像を「クリック」すると大きく見られます。
 スマホでは、タップで拡大後、「スワイプ操作」で次の写真が見られます。

Photos by Catharsis  無断転載禁止 ©Catharsis 2021-2024

    


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追儺会(ついなえ)の拝観を動画でも

2023年は、ビデオカメラでの撮影を中心に行いました。

写真とはまた違う現場の臨場感をご覧いただけると思います。動画の前半には、このサイトでお伝えしている内容の概略も入れています。(不要な方は、飛ばして見ていただければと思います。)

      

追儺会(ついなえ)の補足

動画でも紹介していますが、改めての補足となります。

東金堂に入堂

開始時間になると、僧侶、ならびに当日の参列者が、本坊から松明の明かりの中、東金堂に入堂します。

     

薬師悔過法要

薬師如来の禍を排し、福を招く、この年の無病息災、平穏を祈る「薬師悔過法要」が約40分程度行われます。

     

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鬼追い式

     

鬼の登場

まず、3匹の鬼が登場し、舞台を暴れまわります。
途中、酒盛りの場面もあり、その後は、松明を持って暴れます。

これは、世の中にもたらされる悪行、災難、疫病など古来これらの原因は邪鬼によるものと考えられたことから、それらを現わしているようです。

     

毘沙門天による鬼退治

しばらくすると、毘沙門天が登場し、鬼を退治します。
これは、悪行、災難、疫病などを排すること表現しているようです。

     

大黒天による福

鬼が退散し、その後、大黒天が登場し、舞台上から、福をもたらします。

コロナ前は、ここで、豆まきも行われますが、2023年(令和5年)も、豆まきは中止となりました。

     

幸福豆

また、2023年(令和5年)は、コロナ蔓延防止のため、入場者数が制限されました。ただ、600名までが、拝観可能でしたので、ほとんどの方が、拝観できたのではないかと思います。
豆まきは、中止となりましたが、追儺会終了後に、「幸福豆」も受けることができました。

こちらが、拝観のため配布された「整理券」と「幸福豆」です。

興福寺で使われる豆は、この年の招福除災を願うという意味が込められ、寺号から「幸福豆」と名付けられています。

      

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興福寺について

興福寺については、こちらで詳しく紹介しています。

       

興福寺へのアクセス

アクセス

所在地:
 奈良市登大路町48

最寄駅:
 近鉄 奈良駅、JR 奈良駅

近鉄 奈良駅 から

徒歩:
 約 5分

JR 奈良駅 から

徒歩:
 約 15 分

バス(奈良交通):
 市内循環(外回り)「県庁前」下車
 徒歩 約 3分

基本情報

拝観料・拝観時間:
 ・境内の散策は、無料
 (時間制限もなく、自由散策可能です)
 ・国宝館、各堂への入場は、
   9:00~17:00(受付終了16:45)

  拝観料は、以下の通りです。

拝観場所拝観料
国宝館700円
東金堂300円
国宝館・東金堂(共通)900円
中金堂<拝観中止中>500円

※ 中金堂は、現在拝観できません。
※ 拝観料は、大人・大学生のものです。この他、中高生、小学生料金等があります。
※ 最新の情報と異なる場合がありますので、公式ページでの確認をお願いします。

     

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奈良公園周辺の「節分の行事」

奈良公園周辺では、いくつかの節分行事が行われます。
行われる時間がずれており、順番に見ていくこともできますので、節分の奈良公園周辺を満喫してみてはいかがでしょうか。
私としては、元興寺の節分行事は、お勧めです。

      

近隣の宿泊施設

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