5月中旬～7月頃、奈良公園では、子鹿が生まれる時期を迎えます。奈良公園内では、自然の中で生まれる子鹿もいますが、鹿苑（ろくえん）に保護されて生まれる子鹿もいます。
鹿苑での子鹿公開期間には、生まれた子鹿を見ることができます。
鹿苑（ろくえん）で公開の子鹿 ギャラリー
※2024年(令和6年）の、「子鹿公開」は、鹿苑工事ため、中止となりました。
ただ、代替として、通常の鹿苑の保護鹿エリアで公開されています。（2024年7月14日まで）
「子鹿公開」は、 毎年 ６月 に行われます。
例年、6月1日 ～ 6月30日 の期間で行われます。
※ 月曜日は、休み
ここでは、子鹿公開の様子を画像たっぷりに紹介しています。
撮影：令和3年6月
Photos by Catharsis 無断転載禁止 ©Catharsis 2021-2024
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画像の解説
自然の中で生まれた子鹿もときたま見ることができますが、人前に出てくることが少ないため、生まれたばかりの子鹿を見られるのは、ここならではないかと思います。
今回は、ちょうど見学中に一頭の子鹿が誕生！
立ち上がるまでの間、見学者の目をくぎ付けにしました。
何度も立ち上がろうとしては倒れ、震える足で踏ん張る姿も愛らしいものがありました。
ついに、立ち上がり、母鹿のお乳をもらうところまで、見届けることができました。
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鹿苑（ろくえん）について
鹿苑は、春日大社の参道にある「一般財団法人 奈良の鹿愛護会」が運営している「奈良のシカ」（天然記念物）の保護施設です。
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出産まじかの鹿だけでなく、日常は、交通事故などでケガをしたり、病気などの鹿がここに保護され、治療されており、年間を通じ、保護されている鹿を見学することができます。
鹿の生態や歴史について、また、鹿との接し方について知ることができるパネル展示や、鹿苑に保護されている鹿を見学したり、好物のドングリをあげることもできます。
毎年 6月には「子鹿公開」、10月には「鹿の角きり」の行事が行われます。
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鹿に関する注意事項
奈良の鹿愛護会等から、呼び掛けられている内容です。
時代を越えて守られてきた「鹿と共存する奈良の景観」は、日本を代表する景観の一つであり、大切にしていきたいものです。
子鹿を見かけたときは
自然の中でも生まれる鹿もいます。生まれたばかりは、あまり人前には出てこないようですが、子鹿に遭遇することはあるようです。（画像は、筆者が遭遇した奈良公園の子鹿）
ここで、注意が必要なのは、くれぐれも、自然の子鹿とした時は、距離を置いて見るようにするということです。
- むやみに子鹿に近づくと、母鹿に攻撃されりことがあるので近づかない
- また、人が触れてしまうと子鹿に人の匂いがつき、母鹿がその子鹿を育てなくることがあるようなので、触らない
全般注意事項
奈良公園に生息する鹿は「野生動物」で、主に芝や自然の木の実を食べて生息しています。
｢鹿せんべい｣は、おやつのようなもので、専用に造られたものです。
- むやみに、これ以外の食べ物（お菓子や食べ残しのお弁当、野菜など）を与えるとお腹を壊してしまったり、害獣となってしまうことがあるので絶対に与えない
- ゴミが落ちていると、鹿が誤って食べてしまい、死んでしまうケースもあるので、ゴミは残さずに必ず持ち帰る
時代を超えて受け継がれる風景を、これからも守り続けていきたいですね
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アクセス
鹿苑（ろくえん）へのアクセス
所在地：
奈良市春日野町160番地１
（春日大社の参道沿いにあります。）
最寄駅：
JR奈良駅、近鉄 奈良駅
バス（奈良交通）：
市内循環外回り
「春日大社表参道」下車
徒歩 約 8分
徒歩：
約 25分
バス（奈良交通）：
市内循環外回り
「春日大社表参道」下車
徒歩 約 8分
徒歩：
約 40分（三条通りをひたすら東へ）
子鹿公開 基本情報
※2024年(令和6年）の、「子鹿公開」は、鹿苑工事ため、中止となりました。
代替として、2024年7月14日まで、保護鹿の公開エリアで公開されています。
公開期間：
6月1日～6月30日
※毎週月曜日は、休園（休苑）
公開時間：
11：00～13：30 の入場
（※見学は、14：00まで）
見学料：
300円（高校生以下は、無料）
※ 通常期間は、無料（任意協力金 100円）で
見学できます。（10：00～16：00）
駐車場：
春日大社本殿前駐車場 1,000円
（徒歩約5分）
こちらは、2024年（令和６年）の案内板です。
近隣の宿泊施設
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JR奈良駅、近鉄奈良駅周辺は、奈良公園へのアクセスがしやすいため、奈良の満喫に便利です。
近隣の見どころ
鹿苑は、春日大社の一の鳥居と二の鳥居の間の参道沿いにあります。春日大社神苑（万葉植物園）のすぐ近くです。
春日大社、奈良春日国際フォーラム 甍（いらか）庭園、興福寺、東大寺、ならまち（奈良町）、若草山など、奈良公園全体が徒歩圏内で楽しめます。
奈良公園周辺は、見どころが沢山ありますので、時間をとることをお勧めします。
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