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法起寺(ほうきじ)~ コスモスの時期がおすすめ ~|画像たっぷり 奈良

大和郡山・斑鳩・生駒

法起寺は、斑鳩の地にある聖徳太子ゆかりの寺院で、法隆寺とともに世界遺産登録されてたお寺です。国宝三重塔は日本最古です。
秋には、周辺にコスモスが植栽され、この三重塔を背景にした一面コスモスの風景は情緒があり、斑鳩(いかるが)の代表的な景観の一つとして訪れる人を魅了します。
     

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法起寺の概要

正式には、聖徳宗本山 法起寺で、読みは、「ほうきじ」です。
斑鳩の地に建つ「法隆寺(ほうりゅうじ)」、「法輪寺(ほうりんじ)」とともに『斑鳩三塔』として知られます。斑鳩三塔の寺院は、いずれも「法(ほう)」で始まります。
また、法起寺は、別名、「岡本尼寺」「岡本寺」「池後寺」「池後尼寺」とも呼ばれます。

1993年(平成5年)には、法隆寺とともに、世界文化遺産にも登録されています。
秋には、周辺にコスモスが植栽され、国宝三重塔とともに観るコスモスには風情があります。

コスモスの見ごろは・・・

10月上旬 から 10月中旬 です
(年によって、前後することがあります。)

     

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法起寺周辺の画像ギャラリー

境内は、撮影禁止の表示があっため、寺域の外からの画像に限り掲載させていただきます。
秋のコスモスの時期に撮影の画像も合わせて掲載しています。

 画像を「クリック」すると大きく見られます。
 スマホでは、タップで拡大後、「スワイプ操作」で次の写真が見られます。

     

Photos by Catharsis  無断転載禁止 ©Catharsis 2021-2024

     


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法起寺とは、どんなお寺なのか

  • 606年(推古天皇14年)に、聖徳太子が法華経を講説されたという岡本宮を寺に改めたものと伝えられます。(このことから、「岡本寺」とも呼ばれるようです。)
  • 法隆寺、四天王寺、中宮寺などと共に、聖徳太子建立七寺の一つにかぞえられる寺院です。
聖徳太子建立七寺 とは

聖徳太子建立七大寺(しょうとくたいしこんりゅうしちだいじ)ともいわれます。
太子建立の伝承のある七つの寺(「法隆寺」「広隆寺」「法起寺」「四天王寺」「中宮寺」「橘寺」「葛木寺」)を指します。

     

  • 『聖徳太子伝私記』に引用された「法起寺塔露盤銘」(三重塔にあったもの)によると、622年(推古天皇30年)に聖徳太子が長子の山背大兄王への遺言として、山本宮(岡本宮)を寺に改めるよう伝えたことにより建立されたとされます。
  • その後、聖徳太子を偲び、638年(舒明天皇10年)に福亮僧正(ふくりゅうそうじょう)<俗姓:熊凝(くまごり)>により、弥勒像一躯と金堂が造立されたといいます。
  • 685年(天武天皇14年)には恵施僧正が宝塔の建立を発願し、706年(慶雲3年)3月に塔の露盤を作ったとされています。
露盤 とは

読みは、「ろばん」です。

相輪のいちばん下にある四角い盤を言います。
法起寺三重塔の露盤(ろばん)がこちらです。

  • 現在は、小さな寺域で、金堂の姿はありません(聖天堂が建っています)が、発掘調査によると西に金堂、東に三重塔を配置する、「法起寺式伽藍配置」が確かめられているようです。

     

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現在の法起寺の伽藍と見どころ

現在の伽藍

境内は、こぢんまりとした境内ですが、国宝の三重塔は、飛鳥時代の創建期からのもので飛鳥の空気感を感じながらの拝観が魅力です。

     

秋のコスモス

また、秋には、法起寺の周辺にコスモスが植栽され、この三重塔と一面に広がるコスモスの風景は、斑鳩を代表する景観の一つとなっています。

     

秋に、コスモスの景観を観に行かれた際は、
境内で三重塔を間近でご覧になってはいかがでしょうか。
そこには、太子が目にした三重塔が目前に・・・

       

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見どころ

     

三重塔<国宝>

706年(慶雲3年)の創建時の姿を今の世に伝える三重塔ともいえる現存する最古の三重塔です。
高さは約24mで、塔の柱間は、法隆寺の五重塔の「初重」「三重」「五重」とそれぞれに同じ寸法で造られているというのも興味深いです。
ただ、建立後は、再三にわたる大修理が行われているため、建立当初の形が明らかでないところもあるようですが、1970年(昭和45年)~1975年(昭和50年)にかけての解体修理が行われ、研究成果を踏まえた復元がなされています。

初重内部は土間で仏壇が置かれていますが、これは、近世のもので、創建当初の状態は明らかになっていないようです。

     

木造十一面観音菩薩立像(収蔵庫内に安置)

収蔵庫には、「木造十一面観音菩薩立像」が安置されています。
10世紀後半ごろ(平安時代)の作といわれているもので、かつては講堂のご本尊であったようです。

     

講堂

棟札より、1694年(元禄7年)3月に再建されたことが分かっているようです。
創建時の講堂跡に建てられています。旧講堂のものとみられる礎石が確認されており、創建より規模はかなり縮小されているようです。

     

聖天堂

聖天堂は、歓喜天像が安置されるお堂で、いつ創建されたのかは分かっていません。
現在の堂は、1863年(文久3年)に、法起寺の僧によって再建されたもののようです。
法起寺創建の時には、ここに金堂があったようです。

     

秋のコスモスの景観

秋には、斑鳩町が取り組む「花いっばい運動」により、法起寺周辺の休耕中の田んぼを利用してコクモスが植栽され、法起寺を包み込むように咲き乱れるコスモスの景観が楽しめます。

三重塔を背景にしたコスモスの群生は、秋の斑鳩を代表する風景の一つです。

見ごろは、10月上旬~10月中旬(年により多少前後します)頃です。
休耕田に植栽されますので、年によってコスモスエリアは多少異なりますが、おおむね以下の通りですので参考にしていただければと思います。

       

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法起寺へのアクセス

アクセス

所在地:
 奈良県生駒郡斑鳩町岡本1873

最寄駅:
 JR 法隆寺駅、近鉄 郡山駅

JR 法隆寺駅 から

徒歩 約30分(約2.5km)

近鉄 郡山駅 から

バス(奈良交通)
 法起寺経由 法隆寺前行
 「法起寺」下車 すぐ
(※ 1時間に1本程度)

基本情報

拝観時間:
    8:30~17:00
  ※11月4日~2月21日は、16:30まで

    (年中無休)

拝観料:
   300円(一般)

駐車場:
  拝観者専用の駐車場があります。
 ※ コスモスのみを見に来られる方は利用不可。
 ※ 近隣にも駐車場がないため、公共交通機関推奨

      

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近隣の見どころ

「法隆寺」、「法輪寺」、「中宮寺跡のコスモス(10月中旬から下旬ころ)」「藤ノ木古墳」「大和郡山城」「大和郡山の町並み」「慈光院」などがあります。

      

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