「慈光院」~ ぜひ観たい 大名茶人 石州 による茶室庭園 ~|画像たっぷり奈良

大和郡山・斑鳩・生駒
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「慈光院」は、境内全体がわびさびの世界観に満ちた感性あふれる寺院です。寺院ではあるものの「境内全体を茶室に」というコンセプトで造られたといわれる通りで、特に、書院に座って眺める景観は、一見の価値があると思います。

「慈光院」の概要

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「慈光院」は、江戸時代初期 1663年(寛文3年)、大和小泉藩主 片桐貞昌(片桐石州)<かたぎり さだまさ>が父の菩提を弔うために建立した寺院です。
片桐貞昌は、片桐石州とも呼ばれる、茶道「石州流」の祖で、江戸幕府 四代目将軍 徳川家綱 の茶の湯指南役を務めた人物です。

その石州が、境内全体を一つ茶室と構想し、自ら造営されたもので、全体にその世界観がみなぎっているように感じます。
また、水戸光圀も石州から茶の湯を学んだ一人で、境内には、水戸光圀が石州に贈った手水鉢も置かれています。
寺院ですので、本堂もありますが、大和三名園(=慈光院、竹林院、當麻寺中之坊庭園)と称される美しい枯山水庭園<史跡・名勝>と茅葺き入母屋造りの書院<重要文化財>は、心落ちつくわびさびの世界観に引き込まれるものです。

書院に座って眺める庭園や風景は、一見の価値があると思います。
建ち並ぶ現代の鉄筋建築物を極力遮るように植林を行うというこだわりも石州の意思を継ぐようで素晴らしいものだと感じます。

奈良時代の建築物も素晴らしいものがありますが、江戸の粋を感じる「慈光院」は、おすすめの一つです。


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「慈光院」の画像ギャラリー

お伝えしたい景観が多く、写真の枚数も増しました。石州の世界観を感じとっていただければ幸いです。

 画像を「クリック」すると大きく見られます。
 スマホでは、タップで拡大後、「スワイプ操作」で次の写真が見られます。

撮影:2022年(令和4年) 2月下旬

Photos by Catharsis  無断転載禁止 ©Catharsis 2021-2023


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境内の見どころ

一之門

  • 県道9号線の「慈光院」の看板がある信号からすぐのところに、慈光院に登る参道があり、「一之門」があります。
  • この参道の奥には、駐車場もあり、車での参拝の場合も、この細い参道を登ります。

     

L字型に敷かれる参道

  • 一之門を入ると、茨木門までの間は、短い距離のでL字型に石畳の参道が敷かれています。
  • この短い距離の中にも石州が客人を迎え入れる際の演出を感じます。

     

茨木城楼門(茨木門)

  • そして、茨木門があります。この山門は、かつて廃城となった摂津茨木の城(石州の出生地)の中にあった門をもらい受けて、屋根を茅葺にして慈光院の山門としたもののようです。
  • 二重門で上下の屋根が共に茅葺きというのは全国でも珍しく、作家の志賀直哉も好んだ門と言われます。

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書院(重要文化財)

  • 庭園から眺める書院です。境内全体を茶席とするというコンセプトから、慈光院の中心的な建物として置かれ、茅葺屋根の閑静なたたずまいが、気持ちを安らかにしてくれます。
  • 受付から、書院に向かう廊下です。その先に書院があります。
  • 水屋が下ノ間に配置され、上ノ間は、書院広間の席として造られています。
  • 書院の中は、全体的に天井や鴨居が低く造られており、そこから眺む景観は、静けさの中で、興奮冷めやらない素晴らしさを感じます。
  • 拝観時には、書院で抹茶をいただきながらのひと時が過ごせます。この時間もたまりません。
  • 江戸時代から使われてきた井戸の水で点てたお抹茶とのことです。
  • 片桐家家紋を形どったお菓子もいただけました。(お茶代は拝観料に含まれます。)
  • かつては、茨木門から書院へは、ここを通っていたようです。(現在は、通行できません。)
  • 水戸光圀公が贈った手水鉢は、この道の途中に置かれています。

     

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庭園

  • 周囲の風景、景観と調和し、茶席の庭としての風情を感じる枯山水の庭園です。
  • 庭園内は、書院から出て歩くことができます。
  • 5月中旬頃には、刈り込まれた五月(さつき)が咲き、庭園が彩ります。

     

観音堂

  • 庭園の大刈込の上に「観音堂」があります。
  • もとは、石州が母の菩提寺として建てた善隣寺内(慈光院のすぐ南側に見える「六道山古墳」の場所)にありましたが、明治の廃仏毀釈により廃寺となり、慈光院に移されたものです。
  • 長谷寺本尊と同木同作の十一面観音(秘仏)が安置されています。

     

高林庵茶室(二畳台目)<重要文化財>

  • 書院と一体となるように2つの茶室が設けられています。
  • 一つ目が、「高林庵」と呼ばれる二畳台目<=畳丸二畳と台目畳一畳で構成された茶席>の茶室です。
  • 二畳台目の横に、さらに二畳の控えの間が設けられ、四畳台目のような使い方もでき、使い勝手を考えた茶室のようです。
  • 時代、作者、形状等が証明できる茶室の中で最古の席と言われているようです。

    

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閑茶室(三畳)<重要文化財>

もう一つが、「閑」と呼ばれる三畳の茶室です。
二畳台目の茶室から縁側(廊下)を歩いた先にあり、躙り口(にじりぐち)<=客が出入りする小さな入り口>が設けられておらず、客が廊下から直接入る形式の茶室です。

     

本 堂

  • もともとは、かつては「書院」が「方丈(本堂)」で、そこにご本尊(釈迦如来)だけが祀られていたと考えられているようです。
  • 後に開山玉船和尚像と石州の座像が移されたことで、書院の北側に小さい仮堂を設けてお祀りされていましたが、昭和59年に、現在の本堂が建立されました。
  • 釈迦如来像を中心に左に石州像、右に開山玉船和尚像が鎮座しています。
  • 本堂内の天井には入江正巳画伯による墨絵の雲龍図が描かれています。

     

水戸光圀寄贈の手水鉢

  • 水戸光圀も石州から茶の湯を学んだ一人で、その教えは現在も「水戸石州」として受け継がれているようです。
  • この手水鉢は光圀が京都の綾小路柳馬場にあった片桐家の屋敷に宛てて石州に贈ったものですが、明治になって屋敷が取り壊され、慈光院へと移されたものです。
  • このほか、書院や茶室の前には、それぞれ手水鉢が置かれています。(いずれも重要文化財)

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慈光院へのアクセス

アクセス

所在地:
 奈良県大和郡山市小泉町865

最寄駅:
 JR大和小泉駅、近鉄郡山駅

JR 大和小泉駅 から

徒歩:
 約 15分

近鉄 郡山駅 から

バス(奈良交通):
<春日大社本殿ー法隆寺前を運行>
 法隆寺前行
 「片桐西小学校」(約12分)下車
  徒歩 約 2分

※ 「慈光院」バス停からですと、少し距離がありますのでご注意ください。

※ 近鉄奈良駅、JR 奈良駅 からも「法隆寺前」行のバスに乗ることができます。「片桐西小学校」までの所要時間は、約45分程度です。

基本情報

拝観時間:
   09:00~17:00(年中無休)

拝観料:
   1,000円(お抹茶接待を含む)

駐車場:
   有(無料)<約25台>

県道の「慈光院」の看板がある側から細い石畳の参道を登った先に駐車場があります。

 ※ ナビの案内は、裏口に誘導される場合があります。
     

内容が変更になっている場合がありますので公式ページも合わせてご確認ください。


     

近隣の見どころ

同じバス路線内にある「法起寺」「法隆寺」「中宮寺」と合わせて巡るのがおすすめです。

また、最寄駅の一つである近鉄 郡山駅 からは、新日本100名城にも上げられる「大和郡山城跡」や周辺の町屋を見学するのもおすすめです。

     

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